« 511 自転車のアレなんとかしたいなあ | トップページ | 513 自転車の歩道での徐行義務 »

2018年6月 3日 (日)

512 学都フリーパス値上げへ?

正確には

「学都仙台 市バス・地下鉄フリーパス」ですね。

新聞報道で、10月の料金改定(つまり値上げ)に向けて、市議会で議論されていることが、出ていました。

値上げが検討されているのは、7種類のフリーパスのうち、4種類だそう。

つまり、

■市バスのみ使える「市バスフリーパス」

5,140円

■「市バス・地下鉄フリーパス 」

・市バス+地下鉄南北線 10,280円

・市バス+地下鉄東西線 10,280円

・市バス+南北線+東西線 11,460円

(上記料金は、中学生以上の1か月。)

ということで、

市バス関連のものが、対象だそうです。

我が家のムスメは、2人ともフリーパスを利用しています。

しかし、2人とも「南北線+東西線」の地下鉄のみタイプのため、この値上げには、幸い影響がありません。

しかしコレ、せっかく利用者が多いようなのに、値上げして、大丈夫なのか。

くわしい収支は、わかりませんが・・・。

もともと、採算は二の次の、学生層の利用者増加を狙った施策でしたよね。

バスの利用者の増加への貢献は、大きなものがあると思います。

しかし、報道を読むと、バス便の増加で、かえって赤字が解消されないのだとか。

う~む。

もちろん、事業として成り立たねば、という考えは必要でしょう。

しかし、そもそも論も、挙げてみたくなります。

そもそも、公共交通は、赤字ではいけないのでしょうか?

だって、現在でも、一般会計から年間20億円? 30億円?

投入されているわけですよね?

こうしたフリーパスを、どの程度の料金水準、すなわち、どの程度、利用者が負担するのが、妥当なのか。

利用者から多くとることを考えるだけでなく、市民全体で負担して、支えていきましょうという考え方が、あってもいいと思います。

それには。

まず、全体的な、公共交通に対する役割の考え方を、はっきりさせたほうが、いいと思うのです。

つまり。

仙台の都市の規模、地形や産業などの特性から考えて、1日何人、どこからどこへ公共交通で輸送することが、適切なのか。

または、1日何人輸送する規模の公共交通サービスを、市が準備することが妥当なのか。

それは、効率面から考えても、環境面から考えても、または、目指すべき都市の将来像から考えても、いいでしょう。

そして、そのために、いくらつぎ込むのか。

市民は、あるいは利用者は、どの程度、負担するのか。

そうした議論をしていくことが、必要じゃないかなあと思います。

あと、学生さんだけでなく、大人にだって、フリーパスあっても、いいですよね。

増便して赤字になるって?

でも、それ、増便して便利になるなら、一般会計からもう少しつぎ込んでもいいじゃない、という考え方も、アリだと思うのです。

その分、市民は税金の負担が増加しますが、そのことについて、合意形成が図れれば、いいわけですよね。

こうした広い視野で考えていく必要があるのでは? 

と思いました。

  **

もう1点。

このフリーパスには、大きな問題点が、あると思います。

それは、宮城交通バスに、適用されないこと。

なんで?

同じ仙台市にある学校に通うのに、

市バスや地下鉄で行けるところは、いわば交通費を優遇されてますよね。

一方、宮城交通バスでアクセスする学校に通う場合には、採算性を度外視していない(と思われる)運賃を支払ってるわけですよね?

なんで?

  **

若い世代が、スムーズに移動して、市域のあちこちで活躍する街ってのは、スゴクいいと思います。

また、若いうちから、バス、地下鉄の「乗りグセ」をつけておくのは、とても良いことだと思います。

特にバスって、初めて利用するとき、どのバスにのっていいのかとか、ものすごく抵抗感があるので・・

ここは、学生・生徒さん向けのフリーパスに限らずに。

仙台圏の公共交通サービス全体を、どうするか。

広い視点で検討していっていただきたいなあ、と思った次第です。

 

 | ↑ページの先頭へ | トップページへ

  ←バックナンバーを最初の記事(01)から読む

|

« 511 自転車のアレなんとかしたいなあ | トップページ | 513 自転車の歩道での徐行義務 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。