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2011年10月30日 (日)

169 被災地でボランティア

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がれきの片づけを手伝いに、行ってきました。

津波の被災地の支援活動を、継続的に行っている団体が、あります。

そこに知り合いがいるご縁で、個人的に参加させていただいた形です。 

 
行き先は、牡鹿半島の先のほうの、鮎川方面。

さすがに、クルマでないと、行くことができません。

ウチにはクルマがないので、現地まで、乗せてっていただくことに、なりました。

 
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とある日曜日、朝、5時前に起床。

富沢駅から、始発電車に乗ります。

 
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5:35に出発した地下鉄は、6時に八乙女駅へ。

ここで、団体の方のクルマに、乗せていただきました。
 

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クルマは、利府街道から、三陸道へ。

まずは石巻まで、およそ1時間です。

 
  **  **
 

たとえば石巻までなら、仙台から、バスがたくさん出ています。

休日の始バス便は、6:47仙台駅前発 → 8:05石巻駅着。

 
しかし、石巻から鮎川へは、まだ遠い。

クルマでも、小一時間は、かかる距離です。

ここは、どうしても、クルマになります。
 

  **  **
 
 
石巻河南インターから、石巻駅の北側を通り、牧山のトンネルを抜けると、渡波(わたのは)地区。

車内からも、津波の甚大な被害が見てとれます。

 
市街地だった所なのに、建物が、ほとんどない。

かろうじて立っている家は、破壊されたまま。

いまだに開店できない店舗が、軒を連ねている。

 
ひどい。

 
さらに、女川の市街地(だったところ)を通ると、もう言葉もありません。

 
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何もかも、なくなっている。

・・・。

 
横倒しになったままの、ビル。

うずたかく積み上げられた、がれきの山。
 

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生活の場だったはずが、海の一部になってしまっている所も。

 
8月に、震災後はじめて女川に来た時は、衝撃的でした。

今でも、その状況は、たいして変わっていないように、みえます。

 
ただただ、再生を願うばかりです。

 
 
  **  ** 
 

そして、本日の持ち場に、到着しました。

牡鹿半島の、けっこう先のほうです。

思ったより早く、8時半ころでした。
 

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すでに、団体の方々が、作業されていました。

神戸から4人、京都から8人のグループです。

はるばる、泊りがけで、来られています。
 

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海ぞいの、何かの敷地だったであろう場所。

重機?で片づけられた痕跡は、一応、あります。

でも、狭い場所や斜面は、未だ手つかず。

あの日の、そのままの状態で、がれきが散乱しています。

 
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もう、ありとあらゆるものが、散乱しています。

人海戦術で、とにかく拾い集める。

 
木材、トタン、屋根のかわら、タタミといった、建物の資材。

まくら、毛布、食器といった、生活用品。

ロープ、網などの、漁業の道具。
 

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ひとつひとつ、拾う。

そして、一か所に集める。

やることは、これだけです。

 
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かたっぱしから拾って、

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一か所に集める。

 
今となっては、「ガレキ」ですが、もともとは、生活を支える資材。

このあたりでの営みの痕跡なのか、それとも遠くから、流れついたのか・・・。
 

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↑これは、建物の土台部分でしょう。

左奥のタイル張りの一角は、風呂場だったのかも、しれません。
 

 
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敷地のまわりでは、金網フェンスが、ぐちゃぐちゃ。

ここを再び利用するには、フェンスを直さねば。

 
そのためには、まず、フェンスのまわりのがれきを撤去せねば、なりません。

重機の入れない斜面などは、人力でやるしか、ありません。

そういう作業でもあります。

 
  **  ** 
 

人数をかければ、それなりに片付くものです。

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半日も作業すると、かなりすっきりしました。

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これで、小さな重機や、軽トラくらいは通れるようになったでしょう。


  **  ** 
 

みなさん、怪我もなく、無事に作業は終了。

近くの施設でお風呂に入って、帰路につきました。
 

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それにしても、牡鹿半島まで来ると、特に小さな集落では、ほとんど片づけが、手つかずのような印象でした。

道路にしても、崩れた箇所の補修が未だで、バリケードで囲われているだけの場所も、多い。

 
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我々の他にも、たくさんのボランティアさんが入られていました。

が、まだまだ多くの人手が必要だなあ、と感じました。
 

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ともあれ、今回参加できたのは、行き帰り、クルマに乗せていただいた、おかげです。

本当に、ありがとうございました。
 
 
 

3/11大震災から半年以上が過ぎていますが、がれきの片付けなど、まだまだ人手が不足しているという話を、聞きます。

我々のずっと前の世代にも、津波は繰り返し沿岸部の営みに打撃を与えてきたようですが、そのたびに、人々は、力を合わせて片づけて、暮らしを再建してきたのでしょう。

人力だけでも、それなりに人数をかければ、見違えるように、片付いていくものです。

10人、100人といわず、1万人単位くらいで束になってかかれば、あっという間に片付くのではないかと、思いました。

でも、我々の築いてきた社会は、隣人がこんなに大変なときにも、それぞれが志はあれども、仕事など持ち場を簡単には離れられない状態に、なっている。

それでいいのかなあ、と、考えさせられてしまいました。

 

ま、これは、余談でした。

 

それでは~

 

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