自転車で、仙台の中心部へ行くとき。
国道286方面から北上すると、多くの人は、ココを通るでしょう。
国道4号、越路(こえじ)の交差点から、愛宕大橋(あたごおおはし)を渡って、五橋(いつつばし)に至るカーブです。

この愛宕カーブ、朝の通勤時間などは、クルマも自転車も多い。
歩行者も、いますが、歩道は狭い。
歩道は、車道から分離されていて、坂道になっています。
チャリで、ここにさしかかると、「究極の選択」を迫られます。

直前の「越路交差点」までは、歩道は、広いのです。
そこまでは、歩道上に、「自転車はココを走るべし」的なレーンが、ペンキで示されていますので、ほとんどのチャリは、歩道上を走ってきます。
で、「越路交差点」を過ぎて、この愛宕カーブにさしかかると、ゆるやかな上り坂になります。
チャリは、スピードが落ちる。
そこに、ボトルネックのような狭い歩道が、あらわれる。
歩道は、上りの傾斜が、車道よりも、急になっている。
幹線道路ですので、クルマは、びゅんびゅん走っている。
さて、チャリは、どこを走るべきなのか?
**
実は、筆者は、これまで、歩道のほうを、走っていました。

ていうか、
「歩道を走らねばならない」と、思いこんでいました。
ここで車道を走るチャリは、急坂を上るのが嫌で、平坦な車道を走っているのだな・・・クルマにしてみりゃ迷惑だろな・・・、などと、心の中で、思っていた次第。
で、
自分は、苦しくても、歩道を行きますよ。
上り坂でも、後続の迷惑にならないように、一生懸命スピードを保ちますよ。
左端ピッタリを走行し、歩行者の邪魔はしないし、追い抜きもしないですよ。
狭いんだから、みんなマナーを守って走りましょうよ。
な~んて、自己満足していたのでした。
・・・。
これは、カンペキに、間違いですよね。
イカンです。
これからは、今までの誤った考えを、改めようと思います。
**

第一に、この愛宕カーブの歩道には、
「自転車通行可」の表示が、ありません。
これだけでも、チャリは、車道を行かねばならないことは、明白でしょう。
ただし。
ここの手前、すなわち「根岸交差点」から「越路交差点」にかけての歩道には、「自転車走行可」の表示が、あります。
また、この先の愛宕大橋の歩道にも、「自転車走行可」の表示が、あります。
それらに挟まれている場所なので、ここも「自転車走行可」だと、解釈できるのかも、しれません。

しか~し。
仮に、この愛宕カーブの歩道が「自転車走行可」の場所だとしても、自由にチャリで走っていいことには、ならないでしょう。
まず、
ここの歩道には、「自転車はココを走るべし」的な、レーンの表示が、ありません。
歩行者と自転車の通行帯が、分離されていないのです。
てことは、この歩道では、チャリは、道路交通法に基づき、「徐行」しなければならないはずです。
また、
歩行者がいるときは、歩行を妨げないように、「一時停止」しなければならないはず、です。
実際に、歩行者が、けっこう歩いています。
下り坂になると、チャリは自然にスピードが出ますし、「徐行」も「一時停止」も、「現実的には無理」だと、考えざるを得ません。
したがって、「ここのカーブの歩道を、チャリで”走る”ことは、できない」と、考えるべきでしょう。
(チャリで通りたい場合は、押して歩けば問題はないはず。)
**
今では・・、
筆者も、この愛宕カーブでは、チャリで車道を走るように、しています。
車道へ出るのは、正直、こわいのですが・・・。
でも、危険というなら、この歩道をチャリが行きかうことだって、かなり危険でしょう。
要は、クルマのドライバーが、車道を走るチャリに危険が及ばないよう、配慮してくれればいいのです。
それが、もっとも保護されるべき「歩行者の安全」を守ることに、つながる。
クルマの人たちに、気付いていただかねば、なりませんよね。

↑車道を走っていくチャリ。これが正解でしょう。
**
最近、仙台の中心部では、自転車が、とても増えました。
自転車じたいは、環境にやさしい交通手段だし、健康にもよい。
せっかく増えた自転車が、快適に安全に、走れるようになってほしい。
でも、このままでは、歩行者からも、クルマからも、邪魔モノ扱いでしょう。
チャリは、車道の走行を徹底し、かつ、クルマの脅威から守られねばなりません。
車道に、自転車の走行レーンをペンキで描くとか。
時間帯によって、バスレーンをチャリにも解放するとか。
行政には、打てる手を、どんどん打っていってほしいですよね。
チャリの皆さんは、車道を走る。
そして、決して「逆走」は、しない。
(この愛宕カーブも、車道の左側を「逆走」してくるチャリが、必ずいる。とても危険。)
実践していきたいものです。
| ↑ページの先頭へ | トップページへ
←バックナンバーを最初の記事(01)から読む